DAZ Studio Tipsをできるだけ日本語で解説する:被写界深度
こんにちは、かすみんです。いつも見てくれてありがとうございます。
DAZ Stuioの使い方についてコツコツと書いていきたいと思います。
今回はDAZの機能だけどカメラの話に近いかもしれません。以前もカメラの回で話した被写界深度(DOF:Depth of Field)の設定です。カメラに詳しい方には当たり前かもしれませんし、理解不足の面があるかもしれませんがご容赦ください。
カメラを設置しDepth of FieldをONにすると、別のカメラから焦点距離や被写界深度の範囲を見ることができます。ピントはキャラクターを設置した(X:0 Y:0 Z:0)の地点に合わせています。(キャラクターをゼロの点に設置してビューポートの回で説明した選択したものに視点を合わせるボタンで簡単にピントを合わせられます。)
デフォルトではカメラのFocal Distance(焦点距離)が450.00に設定されています。これは実際の4m50cm(4500mm)だと思います。ちなみにGenesis 8 Femaleは約180cmあり、カメラの高さは半分のY:90に設定しました。緑の線がピントの中心ですね。
そして白の枠が被写界深度の範囲です。分かりにくいかもしれませんが地面に置いたグレーの四角が範囲に合わせた大きさです。デフォルトのF/Stop 22.00で狭い四角が11.00です。あと枠の中がレンダリングする範囲ですね。
2枚目の画像も参考にして欲しいのですが、F/Stopの値の変化やFocal Length(mm)焦点距離の違いでも範囲が変わります。これは実際のカメラと同じようですね。カメラの設定はカメラを選択して、パラメータタブかカメラタブにあるCameraの項目にあります。
白の枠がデフォルトの22.00で半分の11.00にすると赤の枠まで範囲が狭くなります。右の図はさらにレンズを90mmにした範囲です。望遠レンズにすると範囲が狭くボケが強くなる傾向にあるようです。使ってて感じたのは枠と実際のボケる感じは少し違う気がしたので、最終的にはプレビューしながらF/Stopを調整しながらピントの合う範囲を合わせるのがいいかなと思いました。
焦点距離と訳すFocal Distance(フォーカルディスタンス)とFocal Length(フォーカルレングス)は迷うかもしれませんが、ピントを合わせる緑の線の距離と実際のカメラレンズの広角や望遠の数字です。
ちなみにポートレートなどでは手前の目にピントを合わせるのがコツらしいですよ。
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